モバイルバッテリー、どうやって選ぶ?

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出先でスマホやタブレットの使用頻度が高い人は、持ち運べる充電器が必要ですよね。
いろんなものが売っていますが、それらには機能性の違いがあります。そこを知らずして、とりあえず見た目で気になったものを買ってはいませんか。
実は、自分が何を重視したいかによって、選ぶべきバッテリーは大きく異なってきます。

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購入後、一番後悔しづらい、モバイルバッテリー選びのステップ

①まずは、自分の使用目的、要望に適した機能をもつモバイルバッテリーに絞ります。

②次に、モバイルバッテリー本体の大きさや重さ、デザインで自分好みのものを選びます。

③②と前後してもオッケー!自分の予算に合うものを選びます。

ここでは、第一ステップとなるモバイルバッテリーの機能と、それに合わせた絞り方について紹介していきます。

モバイルバッテリーの仕組み

モバイルバッテリーは、ミリアンペアアワー(モバイルバッテリーの容量)と出力電流(モバイルバッテリーから機器へ供給可能な電流の出力値)、入力電流(電源からモバイルバッテリーへ供給可能な電流の入力値)の3つの要素の違いによって、機能に特徴が生じています。

<着目ポイント1>
どういった環境で使うことが多い?

モバイルバッテリーは、充電して繰り返し使える「充電式」と、乾電池を交換することで繰り返し使える「乾電池式」とがあります。
充電式は、毎日頻繁に使う方に向いています。また、乾電池を買う経費がかからないので経済的です。

乾電池式は、長期間モバイルバッテリー自体を充電できない環境などで役に立ちます。電池の予備を確保しておいて、緊急用として用いるのが適しています。

<着目ポイント2>
充電できる速度にこだわりあり?なし?

急速にスマホやタブレットを充電させたい場合は、出力電流が大きいものを買いましょう。
幅は、0.52.1Aで、一般的に「急速充電」を謳っている商品は2A以上のものです。最低でも1Aあれば、スマホならそんなに時間がかかることなく充電することができます。

<着目ポイント3>
充電回数は多い方がいい?
それともスマホを1回分充電できれば十分?

モバイルバッテリーの容量によって、スマホやタブレットを何回充電できるかが違ってきます。モバイルバッテリーの商品パッケージに「スマホ充電可能回数約2回分」や「4回分」と書かれているのを目にしたことがあるかもしれませんが、これが、そのモバイルバッテリーの容量(ミリアンペアアワー)の大きさを示していることになります。

販売商品の幅は、3,00020,000mAh(ミリアンペアアワー)前後。
対象となる機材の容量によりますが、2,000mAhiphone1回分、4,000AhGalaxy1回分フル充電できます。


充電したい機材が複数ある、
モバイルバッテリー自体の充電回数を減らしたい、
モバイルバッテリーを長期間充電できない環境、
スマホやタブレットを出先でかなり使用する、

こういった場合は、ミリアンペアアワーの大きいものを選びましょう!

<着目ポイント4>
モバイルバッテリー自体を早く充電したい?

充電式のモバイルバッテリーについて。それ自体のチャージにかかる充電速度にこだわる場合は、「入力電流」の大きさに着目しましょう。こちらも数値が大きいものの方が、チャージを早く完了できます。販売商品の入力電流は、1A1,5A2Aのどれかである場合が多いです。

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ものによって、充電速度、チャージ速度、充電可能回数のどれかにに秀でたものや、高額な分、全部の要素を満たしたものがあります。

自分にピッタリなモバイルバッテリーを入手できれば、あなたの生活は、より快適になります。ぜひ、これからモバイルバッテリーの購入を考えている方は、ここで紹介したことを念頭に入れて、モバイルバッテリー選びをしてみてください!